新しくなったNotionの検索機能の挙動を色々確認してみた #notion

新しくなったNotionの検索機能の挙動を色々確認してみた #notion

Clock Icon2022.09.04

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データアナリティクス事業本部 サービスソリューション部 サービス開発チームの しんや です。

先日、Notionの検索機能が強化されたというリリースが発表されました。UIが若干リニューアルされ、各種検索性能が改善された模様です。

Notionの検索機能が強化されました?

- 表示速度が40~50%高速化
- 検索エンジンの改善で検索精度が向上
- フィルターで検索範囲の絞り込み
- 完全に一致する語句の検索が可能に

必要な情報を迅速に見つけられれば、仕事も効率よく進めます? pic.twitter.com/TNzafMIXbi

— Notion Japan ?? (@NotionJP) August 30, 2022

当エントリでは、この新しくなった検索機能についてどういった挙動になっているのか、実際に試してみたいと思います。

目次

 

指定出来る検索条件

基本的な使い方は下記いずれかの方法で「検索ウインドウを表示」させ、

  • メニュー左上の「検索」を押下
  • ショートカットコマンドで呼び出し
    • cmd/ctrl + P または cmd/ctrl + K

「検索したいワードを検索窓に入力」→「検索結果が表示される」という流れですが、新しくなった検索機能では幾つか追加で検索オプションを指定出来るようになっています。

検索結果のソート順は初期設定では「一致度の高い順」となっており、その他以下の条件変更が可能となっています。

 

(オプション)タイトルのみ検索

初期設定状態では「タイトルまたは本文中にキーワードが含まれるか」で検索を行いますが、「タイトルのみ検索」を有効にすると、範囲を「タイトルのみ」に絞る形で検索出来るようになります。(上記検索結果が絞り込まれていることが確認出来ています)

 

(オプション)ページの作成者で検索

このオプションを指定すると、検索の条件に「ページの作成者」を含める事が出来ます。(複数の作成者を指定可能)

任意の検索者を含めた事により、こちらも検索結果を絞り込めている事が確認出来ました。

 

(オプション)ページを指定して検索

このオプションを指定すると、検索対象となるページ(配下)を任意のものに指定する事が出来ます。(複数のページを指定可能)

ページを指定する事により、検索結果を絞り込む事が確認出来ました。

 

(オプション)ページの最終更新日で検索

ページが持っている「最終更新日」の情報に対して、日付の開始日、終了日で検索を行うことも可能です。

 

検索条件同士の関係性

ここまで単一のオプション項目をみてきましたが、確認した感じだと以下の挙動になっているようです。上手く使い分けていきたいですね。

  • 「タイトルのみ検索」「作成者で検索」「ページで検索」「最終更新日で検索」:複数指定した場合、AND条件での検索となる
  • 以下2つの検索条件については個別の選択肢を複数指定した場合、OR条件での検索となる
    • 「作成者で検索」
    • 「ページで検索」

 

「検索結果への遷移」の挙動

検索結果から対象のページに遷移する際、一つ気になったところがあったので確認してみました。それは「トグルで隠したコンテンツへの遷移はどのように行われるか」というものでした。

まずは検証用に、任意のページにトグルブロックを作成。中に検索用のテキストを忍ばせておきます。

そして一旦トグルは閉じておきます...

この状態で任意のページから、上記でトグル内に画したテキストで検索してみます。結果は引っ掛かってますね。この結果をクリックして遷移してみます。

するとトグルを開いた状態で該当行にフォーカスが当たる状態となりました。ここまで寄せてくれているとユーザーとしては嬉しいですね。

 

まとめ

という訳で、新しくなったNotionの検索機能に関する挙動確認の紹介でした。

UIとしてもより分かりやすく便利になりましたし、パフォーマンスの部分も特に気になるところはなく、十分快適であると感じました。改善された検索機能をフルに活用してNotionでの作業をより効率良くさせていきたいですね!

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